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カレーも美味しい!雰囲気極上カフェ3選【ふれっちの「この店いいんやさ~」vol.3】

こんにちは。カフェ巡り大好きなふれっちの「この店いいんやさ~」vol.3、予定では最終回のはずでしたが、まだまだ飛騨地域のカフェの良さを伝えきれないので継続となりました!

今回は正直言って教えたくない…大好きなカフェの中からカレーも美味しい3店舗を選んでみました。それぞれ建物や内装、オーナーさんの雰囲気やこだわりがとても素敵なんです。

混んでしまったらどうしようという葛藤を抱きながら、私が撮ったお気に入りの写真を中心に、載せます。

※情報は2022年7月時点のものです。詳しくは各店舗へお問い合わせください。

1.閃き堂(ひらめきどう)…喫茶+雑貨+音楽+漫画=宇宙!

宇津江四十八滝に向かう途中の道沿い、右手の少し奥まった場所にある大きな古民家「閃き堂」。

こちらの建物はなんと江戸時代のもの。それを店主の友人でもある地元の建築士と大工と共に、古民家の良さを生かしつつ異空間とも言える喫茶雑貨店兼自宅にリノベーションされました。

あ、リノベーションと書いてみましたが、「改造」という言葉の方が合うかもしれません。随所にインパクトがある造りになっています。 

中央の象徴的な丸い看板は版画作家の手によるもの

一番驚くのは古民家らしい外観から想像できないエントランスなのですが、まだ行ったことがない方のために写真は載せません。ぜひ実際見てびっくりしてください。そしてどちらの扉を開けるか迷ってみてください。(私は迷いました!が、店舗の方しか開かないのでご安心くださいね。)

右に見えるのがエントランスの壁。窓からサンキャッチャーを通して入る光が幻想的。
※店内のレイアウトは時々変わります。芸術を感じる雑貨コーナーも必見!

吹き抜けで解放感あふれる喫茶スペースの真ん中にはミラーボール!夜営業の楽しみでもあります。

不定期にライブなどのイベントも行われていて、音楽家でもある店主谷澤智文(タニザワトモフミ)さんの世界観が垣間見れる空間です。
店主に縁のある作家さんの七宝焼きや染物の作品などが並ぶコーナーも見逃せません。

そしてもう一つ「マンガ大賞」の選考員でもある店主が厳選した漫画はなんと読み放題!メニューにも「マンガソムリエ(無料)」がありますので、時間があるときはぜひオーダーしてみてくださいね。

オリジナルのスパイスカレーは現在4種類、その他メニューも個性的

オープン当初は1種類だったカレーライスですが、現在は4種類に進化!ベースのスパイスは変わりませんが、気分や好みに合わせて辛さやトッピングなどが選べます。ネーミングも面白いです。
オリジナルのカレースパイスは販売もしているので家でも近い味を楽しむことができます。

オリジナルの配合のスパイスのほかにこのカレーライスのもう一つの特徴はたっぷりの生姜です。なので一番基本の「SIMPLE(シンプル)」はとても優しくて子どもでも食べられます。味付き卵(半分)とパクチー少々が乗っていますが、必ず「パクチーは大丈夫ですか?」と聞かれるので苦手な人でも遠慮なくパクチーを断ることができます。逆にパクチー好きな方はオプションでもりもりパクチーを頼むことができますよ。

こちらは「SPECIAL(スペシャル)」↑トッピングは・ハリハリ針生姜・黒ごまのフムス(ヒヨコマメのペースト)・玉ねぎのピクルスの上にエスニックソース・八角で香り付けした味付半たまごをふたつ・フレッシュパクチー・フライドオニオンと盛りだくさんで味変し放題です!

ここに載せた2種類のほかに、シンプル+辛さの「SPICY(スパイシー)」、さらにスペシャルのトッピング+αを足した「SPACEY(スペーシー)」があります。

「閃き焼き(甘い)」はオリジナルのもちもち生地に「閃き」が込められ、自家製の黒糖アイスクリームなどが乗っています。「閃き焼き(甘くない)」はツナ、オリーブ、クリームチーズなどが添えられます。

 

ドリンクもホットコーヒーが1杯お変わり無料だったり、飛騨のカモミールティー、ヒューガルデン(ビール)などちょっと嬉しくなるメニューがそろっています。

厨房の窓からは枝垂れ桜の木が象徴的な裏庭が見られ、四季を通じて美しい場所です。
店主と奥様の穏やかで丁寧な接客で安心してゆっくりできます。カウンター席も大人気で、お一人様のお客さんが多いのも納得です。子ども椅子も用意されていて子連れでも大丈夫ですよ。

閃き堂 店舗情報

岐阜県高山市国府町宇津江1492
tel:0577-70-8516
営業時間 11:00~16:00/LO15:30
     19:00~22:00/LO21:30
    (変更の可能性あり、夜は基本的にドリンクのみでカレーは要予約)
定休日 水曜、木曜(不定休やイベント等あり) 
駐車場有り
HP
Instagram

2.オータム吉日…ビール、コーヒー、スパイスカレーが楽しめる古道具屋

 「オータム吉日は飛騨高山の古い街並みにある、ビール、コーヒー、スパイスカレーが楽しめる古道具屋です」という一文がホームページのトップに出てくる…ということはメインは古道具屋さんということになりますが、店主の雰囲気も含めてとても不思議だけどなんだか落ち着く素敵なお店です。

住所は下二之町ですが、下一之町との間の小道で静かに独特な雰囲気を放っています。(布久庵さんの並びです。)

営業中は「やってます」の看板とメニュー表が出ています

レイアウトのバランスがいつも絶妙。入ってくる商品によって表情が変わるのも魅力的です。

店内には店主が“日常に非日常を”“人々の創造性を刺激するもの”をテーマにセレクトしたこだわりのモノたちが並んでいます。海外のアンティークものや日本の作家物まで、それぞれがここで一旦居場所を得て寛ぎながら次の持ち主を待っている気がしてなりません。

スパイスカレーは月替わりと定番のチキンカレーの2種、トッピングも絶品

席数は少ないですが、店主がスパイスから作り上げたカレーを店内で食べることができます。

定番のチキンカレーと月替わりのカレーがあるのですが、多くのお客さんが半々の「合いがけ」にする印象です。

月替わりのカレーはバラエティに富んでいて、時にはグリーンカレーだったり、時にはタコがメインだったり…毎月要チェックです。今まで食べた月替わりのカレーは全部「初めての味」かつとても美味しかったです。
たっぷり添えられるトッピングも実は手が込んでいて、季節の野菜がたくさん使われています。カレーの味変もできて栄養も満点ですね!
 

席数も少ないですがカレーも数量限定なので確実に食べたいときは予約がおすすめです。(カレーはテイクアウトも可能です。)

飲み物は、コーヒーの他にオリジナルのチャイやラッシー、そしてビールもあります。カレーにぴったりですね!

この時の次変わりカレーは「スパイスハヤシライス」初めての味でした。ドリンクセットもあります。

店主一人で営んでいる小さなお店ですが、内装から商品、メニューまで彼女のこだわりがぎゅっと詰まっています。

席数が少ないので来店できる人数も限られますが、店内を見ながら待つお客さんがいたり、お客さん同士が譲り合ったりしながら穏やかな時間が流れます。店主はいつもお客さんを気づかっているのが伝わってきて、写真で見ると少しハードなイメージかもしれませんが、ほっこりする雰囲気もあります。

■ オータム吉日(オータムきちじつ) 店舗情報

〒506-0842 岐阜県高山市下二之町59−2
tel:090-3277-4661
営業時間:11:00~16:00(金~月曜日)※カレーは14:30ラストオーダー
定休日:火、水、木曜日
※不定期で夕方~夜営業「バー隙間」あり
※不定休あり Instagramの投稿や営業日カレンダーをチェックしてください
駐車場なし
HP 
Instagram

3.THE HIGURASHI(ひぐらし)…手作りにこだわった定番メニューが全部美味しい

ホテルアソシア高山リゾートを通り過ぎてしばらく進んだカーブの向こうに見えるお洒落なカフェ、「THE HIGURASHI(ひぐらし)」。

時を経て緑が濃くなる外観、味が増す外壁、入り口はひっそりと一番左です。

店内は素敵という一言では表せない、店主の抜群のセンスの良さがちりばめられている空間。カウンターに置いてある書籍も芸術的です。

店主の描く絵が素敵!メニューは定番のものばかり。

ファンが多い定番の「チキンカレー」、その他も全部美味しい!

手作りにこだわったTHE HIGURASHI のフードメニューは全てが美味しくて定番、そしてそれぞれファンがいる人気メニューです。定番ばかりなのでいつ行っても食べられるというのはけっこう安心できますね。

今回はカレー特集ということで、カレーを一番目に載せます!

ネーミングはシンプルな「チキンカレー」。見た目もこれぞカレーの色でぱっと見シンプルですが、食べてみると「!?」となる普通ではないカレー…奥深くて、かと言って押しつけがましくないさわやかな辛さがあります。辛いものがそんなに得意ではない私でも食べきれる心地よい辛さです。マスタードシードや生姜、ココナツミルクが入っているそうです。特徴は骨付きチキンがドーン♪骨からすぐ外せる食べやすいチキンでした。

パンケーキ(メープル)は3段!手前に映っているのは自家製ジンジャーミルクティ。

THE HIGURASHI と言えば「パンケーキ!」という人も多いパンケーキは巷で流行するずっと前からの定番。国産小麦とアルミフリーのベーキングパウダーを使って丁寧に焼き上げられています。(時間がかかります。)

パンケーキ(バナナ)はバナナたっぷりで2段。二人で行くと取り分け用のお皿を出してくださいました。
そして息子に取り分けてもらっている至福の一枚(親ばかです)。

このほかに私が好きなのは野菜と豆ポークのスープ。セットにするとついてくる自家製のパンも本当に美味しいのです。それからトムヤムパスタも、生地にこだわったピザも…また食べたくなってきました。

こちらはトムヤムパスタ。上に乗っている緑はミツバです。パクチーはありません。
パクチー苦手な私にはありがたいし何より合うし美味しいし、です。

ここのもう一つの魅力は大きな窓から見える庭とその向こうの景色です。四季折々、天候や時間帯によって変わる景色は待っている間もいつまででも眺めていられます。

店主お一人で営まれているので、必ず3名様以下でのご来店でお願い致します。とのことです。ひとつひとつ丁寧に調理されるので、提供にどうしても時間がかかってしまうという理由からです。

友だちと静かに語り合ったり、一人で物思いにふけったり、ひたすら外を眺めたり…THE HIGURASHI ではこんな過ごし方がおすすめかもしれません。

■ HIGURASHI(ひぐらし)  店舗情報

岐阜県高山市松倉町2618-2
tel:0577-36-0218
営業時間 11:00〜16:00
※不定休のため営業日はホームページをcheck
※必ず3名様以下でのご来店をお願いします
駐車場有り
HP

まとめ

今回は3軒ともかなり思い入れが強くて文章も若干クセが強めになってしまいました。伝えたいけど混雑してほしくない、奇跡的に貸切状態で利用できた日には小躍りしそうになるくらい好きなお店ばかりです。

私と趣味が合いそうな方には間違いなくお勧めできるお店でもありますので、事前に最新の情報をチェックされた上でぜひ行ってみてくださいね。

※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接お問合せ下さい。

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ABOUT US
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しもやゆかり(ふれっち)
★地元高山が大好き、旅行・カフェ・ランチ大好き、自然大好き、カメラ好き、人好き、物好き(笑)イベントも好き! ★市民活動団体“あんきや”手伝い・在宅勤務のパート(宿泊業のWeb担当)・整膚(せいふ)師 ★2009年生まれ長男、2017年生まれ長女、2児の母、元!?ひだっちブロガー