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多国籍料理「MUGI屋」が復活!高山市でこなる横丁に移転オープン!

高山市「でこなる横丁」に令和3年12月23日オープンしたばかりの新店を紹介します!33年間愛され続けた「創作鉄板料理むぎ屋」が5年ぶりに帰ってきました!再出発の秘話やおすすめメニューを店主の加奈美さんに伺いました!

「むぎ屋」の歴史〜「MUGI屋」再復活への想い

加奈美さん:母が1983年に本町一丁目のビルの一階で創作鉄板料理「むぎ屋」を開店してから、私は10代の学生時代から夜になるとお店の手伝いをするのが楽しみでした。お好み焼きメインの鉄板焼屋から始まり、居酒屋、スナック、そしてエスニックブームを取り入れて、今の形態の多国籍料理屋になりました。2016年に、建物の老朽化を機にやむなく閉店することになり、涙を流されながら惜しんでくださるお客様もいらっしゃった事がずっと心残りでした。

閉店後は、昼の仕事に憧れていたこともあり他の飲食店で働いていると、出会う常連さんから「またお店をやってほしい」とのお声をたくさん頂きました。そんな中で昨年11月、でこなる横丁「寿天」さんがお店を引き継いでくれる人を探していると情報が入り、オーナーの井上さんとお会いすると即決で話がまとまりました。

井上さんからは「好きにやっていいですよ」と言われ、それが決め手になりました!今までとは違うお店にしようとも思いましたが、常連さんの要望もあり「むぎ屋」を復活させようと5年ぶりの再出発を決めて、翌月の12月にお店をオープンしました。

寿天さんは、でこなる横丁で1番最初のお店。オープン当初から6年3ヶ月続いたお店を守りたいという想いを引き継ぎながらも、むぎ屋時代のインテリアを飾り皆さんに喜んでいただけるお店を作りました。

私、料理が大好きで新メニューがどんどん浮かぶんです!自分の好きなようにお店がをしながら、昔の良さも残しつつ、また新しい事を取り入れてやっていけるこの環境に出会えたことが何よりも嬉しいです。

常連さんイチオシメニュー「MUGI屋」といえばコレ!

ジャマイカ風 ジャークチキン ※イチオシ定番メニュー
ナシゴレン(インドネシア風スパイシー炒飯)
焼カマンベールチーズの和風シーザースサラダ
広島風もだん焼き ※こだわりは地元製麺所の三清製麺使用

常連さんのお声

「待ってました〜」

「これずっと食べたかったんやさ〜」

「他のとこのとは違うんやさ〜」※飛騨弁

この言葉が本当に嬉しくて、お店を始めて本当に良かったです!宣伝をしていないのに看板を見て昔のお客さんが来てくださって、口コミで広がっていることも本当に有難いです。寿天さんとむぎ屋、両方のお客様と新しいお客様も来てくださっています。

「ママ元気か?」と母を気にかけてくださる常連さんもいらっしゃって、もしかしたらたまに店頭に立つこともあるかもしれません。

※令和4年2月末時点

数人でシェアしていろんなメニューを食べるのがオススメ

店主のこだわり!なぜ高山市で多国籍料理屋なの?!

「外国が好きなんです」

20代の頃、お店を手伝いながらも海外を諦められない私もいて、「必ずお店の為になるから」と無理をいって1年弱休みをもらって、カナダのバンクーバーにワーキングホリデーに行きました。留学をしながら現地のカフェで働いたり、東海岸に1ヶ月旅行に行ったり、この時の出会いと学びが実はむぎ屋のメニューに大きく関わっているんです。

ホットプレートで何でも料理しているのを見て、鉄板焼き、鍋、何でもできると応用してメニュー開発のヒントになりました。

看板メニューの「ジャークチキン」は、クラブで遊んでいた時知り合った方に現地の味を教えてもらいました。ジャークチキンはジャマイカの家庭料理で各家庭で味が違います。それを食べやすいようにアレンジして、MUGI屋でしか食べれないオリジナル料理が誕生しました。

カナダでは「お店を開かないか?」とスポンサーが現れてスカウトもされた事もありました。

「高山では食べられない外国の味を楽しんでほしい」

山に囲まれた田舎の高山市にはエスニックのお店があまりないんです。他の店では食べられないものを提供したいので、常に海外のトレンドをチェックしていち早く情報を取り入れています。調味料にこだわり、スパイスやハーブは現地と同じものを調達。食べやすく調合した自家製スパイスを作り、むぎ家でしか食べられないオリジナルの味にしています。食材やビールも現地に調達に行くこともありました。お店で流れる音楽もブラックミュージックや R & B 等の洋楽が多いのも、海外の気分を味わって欲しいからなんです。

店主の想い

家では食べられない、ここでしか食べられないいろんなメニューに挑戦してもらえたら嬉しいです。友人、同僚、家族等など年代問わずいろんな方達に気軽に来てもらいながら、小さなお店だからこそのおもしろい出会いを楽しんでいただきたいです。久しぶりの再会や新しい出会いなど、ここからどんな繋がりが広がっていくのも楽しみです。

店主よりメッセージ

店主:加奈美さん

何が出てくるかお楽しみ!異国の味を味わってみてください。食べたことないものにチャレンジしてみてくださいね!

お店情報

多国籍キッチンMUGI屋

住所:高山市朝日町24(でこなる横丁)
営業時間:17時〜0時(L.O 23時)
定休日:月曜日
TEL:080-5154-0887
駐車場:なし
席数:7〜8席

 ※喫煙可能店舗、お子様はご遠慮ください。

Instagram でこなる横丁HP

※掲載時点の情報です。最新情報はお店へお問い合わせください。

ライター:mayuka

高山ではなかなか食べられないメニューがたくさんで、海外旅行に来た気分でした!どれもおいしくて一度食べると忘れられないお味です♡もだん焼きは広島出身の私も大満足でした!

店主:加奈美さん

「何か入れとる?クセになる味で忘れられない」そう言って通っていただけるのが嬉しいです。新メニュー開発中なのでこれからも楽しみにしていてくださいね♡

自然体で明るい笑い声が素敵な加奈美さん。「実は人見知りで親しくなるのに時間がかかるのと、お客様の顔が覚えられないのは常連さんはご存知の話です」との笑い話をされつつも、料理と人が大好きでご縁を大切にされる加奈美さんはたくさんの人に恵まれています。

「人生にムダはない!若い時の経験は何かしら役に立っている」そんな人生経験豊富な加奈美さんに会いにいくのも楽しみの1つです。海外気分を味わいにぜひ足を運んでみてくださいね。

ABOUT US
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新藤真由香天国クリエイター|コーチ・ライター・グルメリポーター
北海道生まれ、広島出身、高山在住。自然と食べることが大好き。夢を叶えて自分らしく生きる人を増やして、みんな笑顔で幸せな毎日を過ごす為に、セルフイメージコーチング、ライター、グルメリポーター、イベント等各種依頼に応じて行っている。