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飛騨高山大学(仮称)から「Co-Innovation University」に名前が変更・カリキュラムも発表!

飛騨市に令和6年4月開校予定の話題の大学、飛騨高山大学(仮称)
ついに正式名称とロゴがお披露目!カリキュラムの内容も発表されました。2022年3月26日の記者会見の模様をanoina,newsがいちはやくお届けします。

Co-Innovation University 略して“CoIU”(コーアイユー)

Co=「共に」
Innovation=「革新」
University=「大学」

大学がかかげている、「共に新たな価値を生み出していく=共創」にあわせた形の名前となった。日本語での「共創」だと、音が「競争」と同じになるなどの理由があり英語の名前が選ばれた。また「世界との連携を考えたときに伝わりやすいようにするには」など協議をかさね、何百という候補の中からこの名前に決定した。

「コーイノベーション大学」略して「コーアイユー」
略した記載にも「Co」を入れることで「共に」を強調。ひとりひとりが学び、共に活躍できる場所をめざしていくとの思いから名付けられている。

ロゴマークはgood design companyの水野学氏が手掛ける

ロゴおよびシンボルマークは、くまモンなどを手掛けたことで有名なgood design companyの水野学氏が手掛ける。

「CoIU(Co-Innovation University)のレター(文字列)は、セリフレスローマン体といわれる伝統と現代がかけ合わさった書体の考え方をもとに、伝統的な美しさと、軽やかで明快な印象を兼備した表現としました。」と水野氏。

このセリフレスローマン体は石碑などに刻まれていた文字をもとに作られており、伝統と革新をイメージさせる書体。飛騨や地域の伝統と、そこからのさらなる革新という想いがこめられている。シンボルマークは、前回の記事でもご紹介した建築家・藤本壮介氏が設計した、飛騨古川駅東口前の「共創拠点」から形を抽出。緩やかな円形と文字を組み合わせた。

また、多様な色を組み合わせたパターンでは、これからの未来に羽ばたくCoIUの多様さも表現。自然と調和し、地域とともに共創する、CoIUの世界観をイメージしている。

記者会見時、カラフルな髪色で登場した学長候補の宮田裕章氏「このロゴの色合いに似せて染めました」との話も飛び出した。

▼水野学氏プロフィール


クリエイティブディレクター/クリエイティブコンサルタント
good design company 代表取締役

1972年 東京生まれ。茅ヶ崎育ち

1996年 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業
1998年 good design company 設立
ゼロからのブランドづくりをはじめ、商品企画、ロゴ制作、 パッケージデザイン、インテリアデザイン、宣伝戦略、 長期的なブランドコンサルティングまでをトータルに手がける。主な仕事に相鉄グループ、熊本県「くまモン」、中川政七商店、三井不動産、Oisix、久原本家「茅乃舎」、興和「TENERITA」、黒木本店、尾鈴山蒸留所、NTTドコモ「iD」、JR東日本「JRE POINT」、「東京ショコラファクトリー」、 ニトムズ「STÁLOGY」、「農林水産省」CI、「東京ミッドタウン」 VERY×ブリヂストンコラボ自転車「HYDEE.B」「HYDEE.Ⅱ」、ほか。自ら企画運営するブランド『THE』ではクリエイティブディレクションを担当。2012-2016年度慶應義塾大学SFCで特別招聘准教授を務める。

CoIUのステートメント(声明)の発表

CoIUの価値観や行動指針を示すステートメント(声明)の発表は以下のとおり。

「ともに、文明をつくる大学」について、学長候補の宮田氏は「今まで文明は、後からつけられる名称であったかもしれない。でもこれからは意図と意志を持ってどういう社会にしていくのか。共に補いあいながら誠実に向き合い文明を作っていきたい」と説明。

生徒数は1学年120名を予定。13か所の全国拠点

ー未来をつくる人材を地域からー
飛騨と全国13拠点の新しい大学、“CoIU”(コーアイユー)

北海道・新潟・宮城・長野・愛知・京都・石川・三重・鳥取・福岡そして岐阜市・飛騨市・高山市の全国13の学びの拠点を予定。1年次には理論・知識・技能を習得し、2年次からは全国の自治体や企業の拠点で実践・対話をしていく。キャンバスから離れて学ぶ生徒たちへのサポート体制も重視しており、いま様々な協議を重ねている。1学年は120名、4年生まで全480名の規模となる予定だ。

大学を応援できるクラウドファンディングを2022年4月より実施

2022年4月1日(金)からは、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」(楽天ふるさと納税含む)にてガバメント・クラウドファンディング(自治体が主体のクラウドファンディング)を開始。
過疎の時代を迎える中で、将来の日本を担う人材の輩出を目指し、CoIU(仮称)設立に向けて飛騨市とともに協力しながら、今まさに取り組みを進めている。

「共創(Co-Innovation)」に基づき、課題解決および社会変革を実行していける人材の育成に取り組むべく、全事業費70億円のうち1000万円をふるさとチョイスで募集している。

▼今回のガバメント・クラウドファンディングの概要
タイトル:「未来をつくる人材を地方から!飛騨と全国13拠点の新しい大学、“CoIU”(コーアイユー)設立プロジェクト」

URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/1633(2022年4月1日より公開)
期間:2022年4月1日(金)~2022年6月30日(木)
※楽天ふるさと納税は2022年5月1日(日)~2022年7月31日(日)
目標金額:1000万円

飛騨地方で新たに設立される大学。名称も決まりどんどんと形になっていますね。今後もanoina,ではCo-Innovation University “CoIU”の情報をお伝えしていきます!